明仁立太子礼記念切手は、1952年11月10日と同年12月23日に明仁親王の明仁立太子礼を記念して発行された切手です。「立太子礼記念」とも呼ばれます。
額面は5円、10円、24円の3種類があります。それぞれによって価値が違いますので、買取の相場や高く買取をしてくれる業者を紹介します。
明仁立太子礼記念切手の価値と価格、買取相場
明仁立太子礼記念切手は額面5円の価値が100円程度、額面10円も100円程度で若干ですが額面10円の価値が高いです。それぞれシートで持っていれば1,000円以上の価値があります。
それに対して額面24円は数百円の価値がつきます。状態が良いと1000円近くの値段で買い取ってもらえる可能性が高いです。さらにシートなら1万円以上の非常に高額な買取の価値もつきます。
明仁立太子礼記念切手には額面それぞれ5円、10円、24円が1枚のシートになった「小型シート」というのがあります。小型シートの価値は1枚で2000円~5000円ほどなります。
さらに目打ちがないものだと額面5円、10円、24円それぞれ買取価格がプラス1000円程度されます。
また、「初日カバー(FDC)」だとさらに買取価格が上がるでしょう。初日カバーがついた切手なら複数の業者に査定を依頼することをオススメします。初日カバーとは切手が発行された初日の消印が押された郵便物のことです。
明仁立太子礼記念切手の場合、発行日は1952年の11月10日です。小型のシートの発行日は1952年の12月23日になります。
切手はそもそも紙なので、丁寧に保管しないとすぐに汚れやシミがついて状態が悪くなりせっかくの価値が下がってしまいます。管理を怠らず、丁寧な大切に管理をしましょう。おすすめは切手専用のシートを使うことで色褪せを防ぐことができます。
売る気はなくても持っている明仁立太子礼記念切手の価値を知りたいという方も一度査定を依頼してみましょう。査定を依頼するなら無料で査定をしてもらえるバイセルがおすすめです。
特に額面24円は買取業者によっては数千円近くの査定額に違いが出てきますので、相場以上の高額で値段で売るなら複数の業者に依頼すると良いでしょう。
明仁立太子礼記念切手について
明仁立太子礼記念切手は1952年に明仁親王(後の第125代天皇)の立太子を記念して発行された記念切手です。別名「明仁立太子礼記念」とも呼ばれています。
発行日は1952年(昭和27年)の11月10日に額面5円、10円、24円の全3種類が発行されました。発行部数は5円と10円が500万部、24円が100万部発行されました。24円だけ発行部数が少ないため、希少価値あり、5円と10円よりも高い値打ちがあります。
1952年の12月23日には5円、10円、24円の切手が一体となった小型シートも発行されました。しかし、部数は15万部と少なくこちらも買取相場が高いのが特徴です。
額面5円と10円の図柄には麒麟とキクの絵が描かれており、24円には皇太子の印である天皇旗が描かれています。
立太子礼とは、皇太子が自らの立太子を宣言する国の儀式です。1916年にも皇太子(昭和天皇)立太子礼記念として切手が発行されています。