オオパンダ切手は文革切手と呼ばれ、他にも毛沢東切手があり、中々入手も難しくて非常に価値があります。図柄は可愛いパンダが描かれており、中国でもとっても有名な切手です。
また、オオパンダ切手は種類が大きく分けて2種類あり、それぞれの買取相場を相場や高く売却する方法を紹介していきます。
オオパンダ切手の価値や市場価格、買取相場
オオパンダ切手は第1次が1963年、第2次が1973年に中国で発行されています。発行年数が古く状態がよほど悪くない限り高い査定がつくプレミア切手です。
オオパンダ切手の発行は第1次が3種類、第2次の6種類あります。第1次、2次とそれぞれ種類が全て揃っていますと1万円以上高額で買い取ってもらえます。さらに目なしだと価値が上がり、状態や買取店にもよりますが、2万円以上の高額査定もあります。
オオパンダ切手はプレミアで高額がつきやすい
オオパンダ切手の第1次発行の方が価値が高い理由ですが、発行部数が第2次に比べて少ないためです。とはいえ、買取店によっては第1次と第2次であまり差がなかったりする例もありますので、高額査定を狙うなら複数の業者に査定を依頼すると良いでしょう。
使用済みのオオパンダ切手の価値は?
残念ながら高い査定は見込めないでしょう。しかし、状態が悪くなかったり、切手の種類や数によっては悪い査定額はつかないはずです。まずは査定に出してみると良いでしょう。
中国のオオパンダ切手について
オオパンダ切手は文化大革命の時代に発行されました。当時はまた中国ではパンダは珍しい動物ではなく、発行当初は中国国内では価値がありませんでした。
1972年に日本で上野動物園にパンダが来日したことがきっかけでパンダブームがきました。日本にやってきた2匹のパンダ、カンカンとランランを見ようと初日にはなんと5万6千人以上が来園。あまりにも多くの人が来場したため、ほとんどひとがわずか数十秒程度しか見れないほどでした。
さらにその頃日本では切手取集も流行っており、その影響でオオパンダ切手の価値が上がりました。
第1次の大手パンダ切手は文化大革命の時代に切手の収集禁じられていた上に、さらに他国との国交を断っていたので外国への郵便も少なかった影響で発行数が少なく、切手の残数は中国国内でも数が少ないとされています。
オオパンダ切手の図案は中国の画家・呉作人が描きました。水墨で描かれたとっても可愛らしいパンダです。笹を持ったオオパンダ切手が特に人気だとされています。
オオパンダ切手を始め、毛沢東切手や赤猿切手などの文革切手とは?
文化大革命(中国で1966年から約10年続いた社会的狂乱のこと)の中華人民共和国の切手は「文革切手」と呼ばれていました。
この時代の特徴は先ほど紹介した通り、切手の収集が禁止されており、この1966年から1976年の発行のオオパンダ切手や毛沢東切手はプレミア切手とされて高値がついています。
現在(2019年12月)はだんだん価値が落ち着きつつありますが、2009年に日本円で4300万円という破格の落札されました。
オオパンダ切手を買取ができる方法3つ
オオパンダ切手はバラや種類によっては査定が大きく変わります。ここで買取ができる主な3つの方法とその特徴を紹介します。
切手買取鑑定店に持ち込み査定してもらう
切手の買取をしてる専門店以外に金券ショップや一部のブランド買取店で査定してもらえるでしょう。
オオパンダ切手を損することなく買取するのであれば、複数の店舗に依頼することが必須です。なぜならこういった店舗での査定はお店によって査定基準が様々だからです。
高額査定をするなら複数店舗で査定してもらうことが絶対です。1店舗目で高い査定が出たからといってそのままで売ってはいけません。次の店舗の方がさらに高い査定が出るなんてことはザラにあります。
ヤフオクやメルカリなどに出品する
高く売りたいならヤフオクやメルカリのようなオークションサイトの出品は絶対にやめましょう。オークションサイトやフリーマケットアプリでは基本相場より安く購入したいユーザーばかりです。高額の即決価格を設定しても中々売れないでしょう。さらに取引に手数料もかかるため、おすすめできません。
オオパンダ切手のようなプレミアム切手はヤフオクなどの出品は損する可能性が高いです。
オンラインの切手買取サービスで査定する
オンラインの切手買取サービスは「バイセル」「福ちゃん」「買取プレミアム」が有名です。オンライン切手買取サービスの特徴は
- 手数料、査定料、キャンセル料が無料
- 出張、宅配、店舗買取ができる
- 切手鑑定のプロが査定
があります。申込みもカンタンでホームページから申込フォームか電話でできます。
オオパンダ切手を高い査定で売ろうとしたら複数の業者に見積もりを出すべきです。そのため無料ですぐに査定してくれるネットの買取サービスを利用するのが良いです。