赤猿(子ザル)切手は中国切手で1980年に発行されました。中国では初めての年賀切手になります。
赤猿(子ザル)切手は非常に高額でバラでも10万以上の価値がつく最高級クラスの切手です。しかし、レプリカ・偽物もたくさん出回っており、精密に作られた偽物はプロでも中々見分けがつけられないです。
なので、お持ちの赤猿(子ザル)切手を間違いなく査定をしてもらえて高額で買取してくれるおすすめ業者や買取相場を紹介します。
赤猿(子ザル)切手の価値と価格、買取相場
赤猿(子ザル)切手はバラでも10万以上の査定結果がでるプレミア切手です。シートは80枚でつながった状態だと800万以上はつく非常に高額な切手です。
切手は保管がいい加減だとすぐに汚れやシミがついて状態が悪くなります。赤猿(子ザル)切手は非常に価値が高いのに管理を怠ると一気に価値が下がってしまいますので、細心の注意を払って管理をしましょう。切手専用のシートを使えば色褪せや日焼けを防ぐことができます。
買取業者によっては数万円の査定額の違いが出てきますので、相場以上の高額で値段で売るなら相見積もりは出来るだけしましょう。
なぜ赤猿(子ザル)切手は価値が高い?
なぜ、これほど高額な価値があるかといいますと
- 発行部数が500万部で今も残存数が極めて少ない
- 中国で初めての年賀切手
- 図柄の猿に金粉が使われている
といった理由から価値が高いとされています。さらに図柄の猿の顔まわりに金粉が使われてまるで顔が光って輝いているモノは大変値打ちがつくと言われています。
北朝鮮や周辺国の赤猿切手の価値は?
中国の赤猿(子ザル)切手をまねて北朝鮮やソロモン諸島から赤猿切手が発行されています。共に買取の相場は数百円前後です。
北朝鮮の赤猿(子ザル)切手は2013年に発行され本物にかなりデザインを寄せていますが、切手の左上にハングルが書かれていますので、見分けをつけるのは簡単です。
ソロモン諸島の赤猿(子ザル)切手はホンモノと比べて大きくデザインが異なっており、「SOLOMON ISLAND」と文字が書かれています。
赤猿(子ザル)切手について
赤猿(子ザル)切手は1980年に発行されたプレミアの中国切手です。発行された年の干支が申年だったため図柄に猿が描かれています。また中国で初めての年賀切手として発売されました。正式名称は「子ザル」と言います。
発行当時、郵便局員には切手販売ノルマがありました。ノルマ達成のために郵便局員自ら大量に購入をさせられました。その後、切手収集ブームなどがあり1億円以上の高額で売れたことが中国で話題になりました。
そのニュースは中国を飛び越え、北朝鮮や周辺国からも赤猿切手が発行されました。また、赤猿切手は価値が今なお高く模倣品・ニセモノもたくさんあります。