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着物の持込買取のメリット・デメリット

着物の買取方法には店頭に直接持っていく持ち込み買取、査定員の方に自宅まで来てもらう出張買取、着物を業者に郵送する宅配買取と主に3つの方法があります。それぞれの方法に一長一短があるため、まずは特徴を理解しましょう。

業者によっては取り扱っている買取の種類に違いがあるため、気になる業者で選択できる買取方法を事前に調べておきましょう。自分のライフスタイルやこだわりたい点を踏まえたうえでどの方法にするか考えるのがおすすめです。

1.「手軽さ」着物を持ち込むだけでOK

持ち込み買取ならではのメリットとして、お店の人に手渡すまでに手間暇がかからずに済むという点があげられます。例えば宅配買取なら梱包のための準備などが必要になりますが持ち込みではそういった手間は一切ありません。

また出張買取ですと査定員の方が自宅に来ることになりますので、多少部屋の掃除をしたりなど気を遣う場面もあるでしょう。持ち込み買取のよさはそのような面倒がなく、自分のタイミングで着物を渡すことができます。

2.「安心感」目の前で査定をしてもらえる

持ち込みでの買取ですと査定員の方に直接自分の目の前で査定してもらえますが、これは持ち込みならではの大きなメリットでしょう。実際に査定している姿を拝見することができるため、しっかりと査定しているか確認できます。

もし査定金額に納得できない場合にも、なぜその査定金額になったのかという理由を聞くことができます。査定しているところを見ることで、金額にも納得しやすくなりますので、そういった意味でもメリットと言えます。

3.「即日現金化」その日に現金がもらえる

持ち込み買取ならではのメリットとしては、着物を査定してもらったその場ですぐに現金が受け取れるという点です。そのため少しでも早くお金を受け取りたいという場合には、一番の選択肢になるでしょう。

一方で宅配買取の場合ですと基本的には振込になるため、1週間程度の期間を必要とすることがほとんどです。出張買取では現金手渡しの業者と振込形式の業者と2パターンあるため、確実に現金が希望であれば持ち込みがベストです。

注意!着物を店舗やショップに持込買取するデメリット

お店が自宅から近い方にとっては大きな問題ではないかもしれませんが、店舗まで赴かないといけないのはデメリットの一つです。特に以下に該当する方の場合、お店に行くのに心理的なハードルが高くなりがちです。

  • 高齢者
  • 足腰が弱い方
  • 仕事が忙しく休みを取りにくい方

また着物はその状態が査定額にも影響を及ぼすため、持ち運ぶにあたっては丁寧に取り扱う必要があります。

さらに、持ち込み買取の場合、当然ですが店舗をかまえている業者を利用することになります。店舗を運営している以上は、店舗維持費のための人件費や光熱費などさまざまな費用が経費としてかかってくるでしょう。

一方で店舗をかまえずネット販売店のみで運営している業者ですと、このような店舗維持費は不要です。持ち込み買取で実店舗を維持している業者を利用すると、この店舗維持費分のコストを踏まえた買取金額になる可能性があります。

まとめ

持ち込み買取にはメリットとデメリットの双方があり、近くに店舗がある方や査定に出す着物が少ない方向けの方法になります。またすぐに現金が欲しい方にとっても、持ち込み買取は魅力的な買取方法となるでしょう。

一方で自宅近くに店がない場合や、店舗に赴く時間がない人にとっては断然出張買取が利便性が高いです。

出張買取だけをおこなっている業者も多く、さまざまな業者の中から高価買取してくれる業者を見つけやすいのもポイントでしょう。

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