ある時鏡をふと見てみると、目の前におばさんが映っていた、いやこれは自分だった…このようなことはありませんか?思っているよりも自分が老けて見えた時のショックは大きいでしょう。老けて見られるのは、シミやしわなどいろいろな要因があります。その中でも大きいのがたるみです。
肌が重力に負けて垂れ下がってくると、どうしても見た目が実年齢よりも上になりがちです。いつまでも若々しい外見を維持するためにはたるみ対策をどうするかがポイントになります。そこで当サイトでは、たるみ対策の基本的なことについて見ていきます。
適切なたるみ対策をするためには、そもそもなぜたるみが起きるのか、その原因を把握することが大事です。原因を突き止めてから、具体的にどのように対策すればいいかについて紹介します。
顔のたるみチェック
顔のたるみをチェックする方法は、鏡で自分のことを見るのが手っ取り早いでしょう。そのほかに日常生活を見ると、顔のたるみの起こりやすい人かどうかも判断できます。
まずデスクワークをしている、パソコンを長時間使っている人は注意が必要です。また座るときの癖のある方もたるみ予備軍と言えます。自然と足を組んでしまう、頬杖を浮いている人も注意が必要です。さらに食事をしているときに片方で食べ物を噛むことが多い方もたるみリスクは高いです。
睡眠時間はどうでしょうか?慢性的な睡眠不足の状態の人は要注意の部類に入ると思った方がいいでしょう。また眠るのが深夜0時以降、夜更かしをすることも多い人も早めにたるみ対策を進めた方が安心です。
表情筋エクササイズで顔を引き締める
皮膚の土台にある表情筋を鍛えれば、肌を支える力もアップします。その結果、皮膚を持ち上げる力も回復してたるみを解消できる可能性があります。そこで表情筋を鍛えるエクササイズがネットや雑誌などでもしばしば紹介されています。
そのほかにも日常生活で、あえて感情をより表に出すように大げさな表情をするように意識することも大事です。話をするときも普段から口を大きく開けて話すようにすれば、表情筋もより動かせるようになります。
簡単な運動その1
すぐにできるエクササイズの方法は3ステップです。
- まず鏡の前に立って、背筋を伸ばしてあごを引きましょう。
- 続いて口角を引き上げるような感じで、作り笑いをしてみます。
- そしてその笑顔の状態を数秒キープします。
この3ステップだけでも十分表情筋を刺激可能です。これだけのエクササイズでも口周りの筋肉を十分鍛えられます。このような問題で悩んでいる人はさっそく実践してみましょう。
簡単な運動その2
目元の周辺にたるみがあって悩んでいる人は、目元の筋肉を意識して動かす習慣をつけるのがおすすめです。
- そのためには、まず眉を持ち上げた状態にして、目を見開いた表情にします。
- この状態のままで、下まぶたを閉じたり開けたりしてみましょう。
こうすることで目元の筋肉を鍛えられます。
このエクササイズを行う際には、鏡で見ながら行うのがおすすめです。もし誤った方法でエクササイズを続けると、かえって目元のしわを増やしたり深くしたりする原因になりかねないからです。しわができていないか確認しながら、上で紹介したエクササイズを続けましょう。
簡単な運動その3
頬のたるみが起きると、ほうれい線が目立ってしまいます。これを解消させるエクササイズは、「あ・い・う・え・お」という口の動きを行う方法です。ただ普通にこの発音をするのではなく、1文字ずつ区切るようにして、いつもよりもしっかり動かすようにエクササイズすることです。
こうすると頬の表情筋をしっかり鍛えられます。また声を出してこのエクササイズをすると、話し方もきれいになって一挙両得ですね。
顔のたるみを隠すメーク術
先ほど紹介したクリニックの治療やエクササイズなども意味はありますが、即効性はないかもしれません。「今すぐこのたるみを取りたい!」と思うのであれば、メイクでごまかす方法がありますので以下で詳しく見ていきます。
まずは基本的なことから
たるみを隠したいと思うと、とかく厚塗りになりがちかもしれません。しかしたるみ隠しのためのベースメークは厚塗りを避けることが基本です。厚塗りしてしまうと、たるみで垂れ下がっているところがよれてしまって、かえって強調しかねないからです。
特にほうれい線や目元のようなたるみの気になるところは、むしろファンデーションをできるだけ薄く塗るように心がけましょう。また乾燥するとよれやすくなりますから、保湿ケアを常日頃から怠らずに行うことも大事です。
目元のメイク術
アイメイクを目立たさせることで視線を上部に集め、たるみをカムフラージュする方法は有効です。そのためにはゴールドや淡いイエローの入っているようなアイシャドウを使ってみるといいでしょう。細かなパールの入っているもので目元を際立たせてもいいでしょうし、若い方ならラメの入っているものを使ってもいいかもしれません。
一方でアイライナーはふと目にしっかり入れるといいです。そうすればくっきり目元になって、たるみをカバーしてくれます。
唇のメイク術のポイント
たるみのためのメイク術で一見関係ないような唇も、実は重要です。口角をあげるようなメイクを心がけるのがおすすめです。
そのために実践してほしいメイクが、コンシーラーを使って口角の下の影の部分を消してしまう方法です。コンシーラーは明るめのものを使用して、リップライナーで口角をあげるような感覚で輪郭を描くと、ほうれい線が目立ちにくくなります。若く見られるだけでなく、表情が明るくなって印象もアップするはずです。